プログラミング講師の独立奮闘記

2023年4月子ども向けプログラミング教室を設立します。
「てんどうプログラミング教室」URL:https://tendopac.com/

タグ:起業

こんにちは!
ヨーロッパへの飛行機で大量にアニメを観て、アニメにはまっています。サクラクエストはいいぞ。
どうも、みちしたです。

教え子の一人の高校受験がいよいよ近づいてきています。
その子が志願しているのが、神山まるごと高専。
この学校が、面白い。

https://kamiyama.ac.jp/

子どもたちの起業家精神を育てるという目的で、昨年創立されたばかりの新設校です。
入学を決めた子どもたちは、5年間の徳島県の寮生活の中で、周りとの関係値を育みながら、それぞれの臨むスキルを高めていきます。
その核に、プログラミングとアートがあり、創造力を育む礎としています。

5年間というのは大変長い期間であり、高校生が門をくぐるには相当な覚悟が必要かと思います。
一方、将来起業してみたい、プログラミングとアートが大好き、社交性と周りを巻き込んでいく力がある、といった子どもたちにとっては、まさに望む環境が手に入るのではないでしょうか。

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とはいえ、高校生。
まだまだ成熟した考えを持った子は少ないと思います。

私が教えているどんなに賢い子だって、社会がそんなに見えているわけではありません。
言うなれば、私だって見えていないかもしれません。

私は起業した人間ですが、生きてきた道筋の中で、起業でしか自分のやりたいことができないから起業しただけで、そんなに大そうな人間ではない。子どもたちがイメージする起業家ではないと思います。
だから、そんな起業家もいるんだよって、ちょっと思ってほしい。
そんな起業家でも、とっても楽しく生きています。
大きな夢と、目の前の現実。大変だけど、これと向き合うことが、僕は楽しい。

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つまり、子どもたちにはいろんな人や作品に触れて、いろんなことを考えてほしいと思っています。

映画でもいい、アニメでもいい、本を読んでもいい、偉い人に話を聞きにいってもいい。
とにかく何かをインプットして、先生に伝えてほしいと思います。


先生は最近、「サクラクエスト」というアニメを観ました。
PAworksが作っている働く女の子シリーズで、こちらも地方創生がテーマです。

主人公のさくらは短大卒の20歳くらいの女の子。
ちょっとした手違いで、間野山という人口5万人の田舎町に、地域を盛り上げる大使(本編中では国王と呼ばれる)として招かれます。

最初は何も知らない女の子が、無謀とも思われる戦略で、市外から観光客を誘致しようと奮闘します。しかし、結果はなかなかうまくいきません。ロックバンドを呼んで一回は来てもらえても、婚活イベントでアピールしようとしても、2回と足を運ぶ人はなかなかいません。

そこから、まずはそこに住んでいる人、住んでいた人の生活に目を向けます。
バスの廃止や、廃校の取り壊し、さびれた商店街などの問題にどう向き合っていくか。

住んでいる人の思いはどうするの?文化を残していくにはどうしたらいいの?

なかなか回答の出ない問題ではあります。
抜本的な改革というものはなく、ちょっとずつ改善していくしかない問題。
そこを根気強く取り組む国王の姿が、眩しく、感動する作品でした。

この作品が、解答ではないけど、何かの手助けになるはずです。

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同じ作品を観ても、感じ方はみな違います。
ぜひ、作品を観てもらって、語らいましょう。

その時間が、子どもも大人も成長させるのです。

先生は、いつでもみんなの好きなものを知りたいと思っています!
またおすすめの作品教えてな!

それでは!

みなさん、こんにちは!道下です!

さぁ、とうとう名前を堂々と出しながらブログを書く事ができるようになりました。

祝:退職
祝:無職

会社を辞めることができました!
それも、ちゃんと礼儀を通して。とても清々しさがあります。
さよならしなくてはいけなかった子どもたちにのみ、少し未練が残りますが。

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ここで自分語りにはなりますが、会社をきっちり辞めるということが、こんなに成長につながるとは思いませんでした。

前の仕事はハードワークで精神を病んで、逃げるように辞めてしまったのですが、心のどこかに申し訳なさだったり、不甲斐なさだったりが、しこりのようにずっと残り続けていました。(もしかしたら、まだ残っているかもしれません)
自己肯定感は下がる一方で、復活には2年かかりました。
その間支えてくれた彼女、友人には頭が上がりません。

そんな過去がありながら、今回、きっちり辞めることができた。
自分の顔写真を堂々とHPにアップし、自分はこんなことをして生きていくんだという覚悟を提示することができた。
そこにとても嬉しさを感じています。

こんなに成長できたのは、子どもの力だなと。
この子達に対して責任を取らないと、という使命感だなと。
本当に、先生という職を見つけられて良かったなと思いました。

ペンギンバス
▼教え子にもらった「ペンギンバス」超かわいい

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ここからは、自分との戦いです。
子どものためになるような教材を作る。
いい先生をいっぱい育てる。
精一杯戦っていきたいと思います!

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