プログラミング講師の独立奮闘記

2023年4月子ども向けプログラミング教室を設立します。
「てんどうプログラミング教室」URL:https://tendopac.com/

2022年04月

桜の季節も終わり、早くも初夏の匂いがしてきていますね。
みなさま、お元気でしょうか。

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私はというと、新しい期がはじまり、徐々に忙しくなってきています。

HTML,CSSなどを教えることが多くなり、子どもたちにとってのハードルの高さを感じています。

タイピングから始まり、ウインドウ操作、英単語の暗記、なかなか思うように動かない、やりたいことがない(何ができるようになるのか想像もできない)、自走できない……
様々な苦難が子どもたちを襲っています。そして、私の心も襲っています(笑)。

普段見ているホームページがどんなふうに動いているのか理解できる、それを自分の手で作り上げることができる。
私自身は、そこに大きな楽しさを感じますが、子どもたちはどうなんでしょうか。

将来、デジタルにネイティブな世代交代がどんどん進むにつれて、当たり前になっていくのでしょうか。
感動も薄れていくのでしょうか。
どんな未来が待ち受けているのか楽しみで仕方ありません。


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Scratchのまずやってみる、こんなものが作りたい!と思いつくまでのハードルの低さは、やはりすごいなと思います。

そこからWebを学んで、「楽しい!」と思ってくれる子どもたちは、何を楽しいと思ってくれているのか、
何をモチベーションにやりたいと思ってくれているのか、これから声を集めていきます。

そして「楽しいポイント」が散りばめられた授業を作っていきたいと思います。

4月に入り、いよいよ独立まで1年切りました!

広島カープが絶好調で楽しい日々です。佐々木朗希投手のピッチングは、試合後の甲子園でDAZNにて見ていました。完全試合なんて、ハラハラしながら完成するのを見るものかと思っていましたが、「まぁやるやろうなぁ」で見ることになるなんて。時代は変わっていきますね。
陳腐な想像力じゃ補えないほど現実には驚きと新しさに満ち溢れています。

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いよいよ動画を撮り始めました!

動画を作るにあたって懸念していたのが、OP映像や看板だったのですが、驚くことに世の中すごいサービスがありますね。
すでにテンプレートが用意されていて差し込むだけでよいなんて!

https://www.canva.com/

音楽探しは大変ですが、Canvaを使えば、短時間でそれなりのクオリティのものが作れます。
動画制作の需要がどんどん拡大していく中で、サービスの質も上がっています。
プログラミングしかり、ソフトウェアしかり。需要のある所に成長あり。
これから起業するものとして、最先端のものには注視していく所存。

大体、1本撮り終わって調整してアップロードまで、3時間~4時間くらいでしょうか。
前段階の準備と、終わった後の課題込みで、1日/1本(慣れてきて2本)といったところか。

  • Scratch2年コース(動画約40本)
  • Web1年コース(動画約24本)
  • Unity2年コース(動画約40本)
  • 体験映像×3(各コース)

4カ月要るな?笑
仕事を辞めた後、半年が勝負ですね。(当然、これから撮りだめは必須ですが)

ひとまず教材として、勢いをもって揃えてしまおうと思います。がんばりましょう!

今日は中学生の時にお世話になった塾に、ご挨拶に行ってきました。
10年以上ぶりに訪れた塾はICT化が進んでおり、白板の前で授業していた思い出の姿から、モニタが並ぶ現代の教室の姿へと変貌を遂げていました。

先生の数も少なくなっており、その代わりにチューターを多く雇う。
講師の役割を、勉強を教える部分からモチベーション管理だったり、勉強のやり方を教えるといったところに転換していることに、大きな進化を感じました。


そして、私がプログラミングの講師として独立をしようとしている話をすると、子供教育の哲学といったところを惜しみなく話してくれて、とても勉強になりました。本当に感謝しかありません。

その中で一番心に残ったのは「運動量」の話。

例えば、計算ミスが多い子供は、不注意で点数を落としていると捉えずに、「計算の確認」という運動を怠けているから計算ミスをしてしまうのだ。という考え方です。
運転で事故を起こしやすい人は、ミラーチェックという運動を怠けているし、難しい数学の問題を解けない人は、いろいろなやり方を試すという運動を怠けている、といった考え方です。

この運動量の少なさは、本人の怠惰によって起こることと、経験の少なさから起こることに二分されます。

運動量を増やすという経験や、ケースごとにどういった運動が必要なのかを理解し、身につけることが、社会を生き抜く力になるのでしょう。

学力の高さを求めるのではなく、結果的に運動ができるようになった人が、学力を身につけるという当たり前を、強く実感しました。


さて、あとは私のプログラミング教育に、この話がどう関わってくるのかを考えたときに、「ツールとプロセスの違いでしかない」と感じました。つまるところ、根底にある哲学は一緒のものです。

プログラミングを学ぶメリットとして、「自分の作りたいものを作る」というモチベーションの上げやすさがあります。その中で、バグがどこにあるのか、どうやったら上手くいくのかの試行錯誤を通じて、この運動量を身につけてほしい。

身につけたら、どこでも使える力になると、強く感じます。 

私自身も運動量を増やして、良い学びを提供したいと思っています。 

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