プログラミング講師の独立奮闘記

2023年4月子ども向けプログラミング教室を設立します。
「てんどうプログラミング教室」URL:https://tendopac.com/

2022年03月

プログラミング教育は、5科目と違って点数が出ることが少ないため、成長を数字で実感することが難しいです。

一方で、プログラミング教育では、「自分の中にしかないものを表現する」という特徴があるため、人間的成長というものを見つけることができます。
その人間的成長を、ぜひ以下の観点から保護者の方には評価してもらいたいと思います。

それは、往々にして子どもたちが苦手としていることで、知識がある子・勉強ができる子でも、完璧にできる子はごくわずかです。一方で、たとえ勉強ができなくても、以下のことができる子は、社会に出て活躍してくれます。

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①タイムマネジメント

目標に向けて逆算して動くということは、大人になっても難しいことです。
動き出しのタイミングが重要で、しっかりとスケジュールを立てること。最初からグダグダしないこと。できる限り授業の中で終わらそうと試みること。遅れている人を手助けすること。

スケジュール通りにいくために、どうしたらいいのかをしっかり考えて動ける人になるために、「これをしないといけないよね」と一つ一つの行動を具体化してあげることが、指導の中で必要となります。

結果うまくいかなかったとしても(大半はそれでもうまくいきません)、なんでできなかったのかを反省して、次につなげる姿勢を身につける必要があります。(最後に誰かが助けてくれるしいいや、という考えを持たないように指導しなければいけません)

②順序立てて説明すること

子どもたちは指示語や、単語でモノを伝えて、伝わると思っています。
伝わりません。

机のものに置いてある鉛筆を取ってほしいのであれば、「あれ取って」ではなく、「教科書にメモを取りたいから、机の上の鉛筆を取ってください」と言う指導をする必要があります。
多少くどくても、自分の思いを正確に言葉にするトレーニングを行う必要があります。

時には我慢強く、目を見て話す。

なんでもいいんです。好きなゲームでも、漫画でも、それがどういう物語なのか、最初は大人が言葉を補いながら、きちんと話せるように指導してあげてください。


③感想を述べること

②につながるかと思いますが、正解が自分の中にしかないものに、もっと向き合ってもらいたいと思います。

感想がない、という子がいます。

感想がない人間なんていないんです。
特に何も感じなかった、というのが感想です。

でも、特に何も感じない、なんてことにも理由があるはずです。
それを言葉に変えるというのは、確かにめんどくさいかもしれない、恥ずかしいかもしれない。

けど、そこをちょっとずつ掘り出してあげる。
まだ歯に衣着せぬ物言いが許されるうちに、善悪の区別を教えるために、言語化する力を指導することの重要性があります。

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子どもたちは、プログラミング以上に、人間的素養を学びに来ているんだと感じる時があります。そして、このことはプログラミング以上に、重要視しています。

私の友人でも、私より勉強ができなくても、良い仕事についている人はたくさんいますし、逆も然りです。
とにかく、勉強というものさしだけで人を測らず、もっと大きな人間性を子どもたちには身につけてほしいと思います。

ご無沙汰しています。プログラミング講師のMです。

先週は子どもたちの発表Weekでとっても忙しく、また新たな発見がありました。
特に気が付けたのは、締切が過ぎ、作品が完成しなかった時の発表のやり方について。

子どもたちは計画の見通しが甘いことが多く、しばしば作品が完成しません。
そういった時に無理やり完成させなくても、自分ができたところまでを発表することで、道中のプロセスと、課題を保護者に伝えられれば、ちゃんと保護者の納得は得られます。

時に、完成させるよりも、未完成のままプロセスを伝えること。
子どもの今いる場所を赤裸々に伝えることが非常に重要だと感じます。

そこで見えてきた課題を、保護者とどう悩みながら解決に導くか。
これがプログラミング教育の有意義性に関する鍵となるところだと思います。

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さて、きょうはご縁があって、センバツ高校野球の試合に行ってきました。

私の友人のいとこが名門高校で野球をやっていて、見事甲子園に!ということで見に行くことになったのですが、残念ながらその子は、ベンチに入ることができませんでした。

それでも、ボールボーイとしてグラウンドに立つことができ、「あれが、ーー(その子の名前)じゃない?」ととても嬉しい様子で家族が声を上げる様子が微笑ましく、また素敵だなと感じました。

そして、私が一番素晴らしいなと思ったのが、保護者がその子がベンチに入ることができなかったのに、それを当たり前のように受け入れ、応援しているメンタリティです。

当然といえば当然なのですが、実力がなければ、ベンチに入れません。
そして、名門高校に入学するということは、試合に出られない可能性が大きくなるということです。

それでもがんばってと送り出して、実際力及ばなかったとして、それでもその子の努力を認め、周りの子を応援することが、なんとも素敵すぎて、とても心を打たれました。

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プログラミングを教えていて、「競争」というものが介入することは、とても少ないです。
実際は、将来的に生まれてくるものなのだけど、子どもたちを教えている段階では、あまり意識することはありません。

全員の作った作品、それぞれにスポットを当て、それぞれの良かったことを伝え、それで満足しているのが現状としてあります。

検定試験もありますが、何の力を測っているか正直わかりません。
(独創性を測りたいのか、読解力を測りたいのか、速度を測りたいのか)
(合格を自信につなげる分にはいいと思います)

ときにはテーマを決めて競い合わせることで生まれる強さもあるのかなと思います。
そして、それを保護者は見守ってくれるのだなと思いました。

その理解が、きょうはとても良かったです。

3月は卒業の季節ですね。

今教えている子どもたちも、中学に上がるタイミングで半分ほど辞めていきます。

もう少し小さい子でも、塾に通い始めるなどで、辞める子も。

受験に必要な教科は、イヤイヤながらも学習を強いられます。

けど、プログラミングは今のところ受験に必要ないから、イヤイヤになったら辞める判断が早いし、そもそもイヤイヤになってしまうまで強要したいものではありません。

それが、次の高校生から受験に取り入れられるということで、中学生での先取り教育の需要は確実に増えるでしょう。
それはつまり、イヤイヤ習わざるを得ない子も増えるということでしょうか?

そんな子のためにも、プログラミングは楽しいんだよっていうのを、一生懸命伝えたいと思います。

難しいかも知れない、たしかに大人でも難しい。そして向き不向きもあります。
それでもなにかが彼・彼女たちに残るような。そんな授業をしたい。

先生も不安です。でも、だからこそ、全力を注ぎます。

春は卒業の季節です。

子どもたちは最後の制作に入っています。

いっぱい話して、何かを残してあげれたら、素敵だな。


コードプログラミングの勉強がある程度見えてきたので、ずっと宿題にしていたScratchの撮影を、今月から始めていきます。

顔を出さなくていいかなぁとも思ったりしたのですが、説得力が違うし、一回出してみようかと。
重い腰を上げてセッティングしました。顔と声がイケメンにならんかねぇ?

慣れたら5分くらいでセットできるかな?って感じ。
とりあえずきれいに抜けてくれてよかった。

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できたらテンションは上がりますね。

緑色のUnity2021実践入門がGoogleに溶け込みました。やったね。

クロマキー導入①

YouTubeに動画もあげれちゃうなぁ。
将来的にはやりたいなぁ。

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レッスン動画は編集に凝りすぎると終わんないから、まずは撮って出しを目指す!!
最悪、編集がなくてもなんとかなるし、たぶん実際に子どもに見せて修正かけた方が効率的だから、揃えることを第一とする。
その方がこっちも気が楽だからね。

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箪笥の肥やしになっていた緑の布を活用できて満足。

なんでか知らないけどいいカメラとかがうちには眠っているので、いつか活用してあげたいな。

それでは、おやすみなさい~☆

とにかく初心者が、プログラミングを学習するにあたって、
北村愛実さんの本から学習を始めることが、とにかくおすすめです。

仮に、C#でなかったとしても、一読したら基本的な概念について理解が深まるし、すぐものを動かせる楽しさを体験させてくれるので、とても良い本だなぁと思います。

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C#超入門をきょうは一日やりました。

オブジェクト指向の中の、継承とポリモーフィズムがずっとあいまいで気持ち悪さを感じていたのだけど、だいぶすっきりした。

これについてはYouTubeとの抱き合わせの勉強でした。
基礎的な概念の説明としては、ぼんやりラジオ感覚で以下の方の話を聞いておいて、書籍で学び、実際に書いてみるといったプロセスが非常に有効だと感じている。

私はずば抜けて頭が良いわけではないので、1回やっただけで理解できる覚えられるとは思っていない。

ラジオとして聞いておいて、そっと意識下に潜り込ませておくと、ふと本を読んでいる時にはまる瞬間が来る。これが、面白い。



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楽しいねぇ、プログラミングは。
独立できる日が楽しみです。

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